かれこれ何回か参加してみた坐禅会。
参加する度に「またいらっしゃい」と住職に言われるものの、忙しさを言い訳に時間が経ってから再び参加。40分ほどではあるが、姿勢を正して”無”になるのは意外と難しい。だけど何とか形だけでも終わってみると、脳がクリアになった気分になる。
その日はあまりにも暑い日だったため、本堂で初めて扇風機を回したそうだ。
「暑い時は暑さ、寒い時は寒さに徹するという言葉があります。”暑い”からといって、何もしない言い訳をするのは良くありません。何かに打ち込んでいて、気が付いたら暑かったと感じられること。”暑さ”に縛られない心の持ち方が大切です。そうすると”涼しい風”をむやみに欲することなく、過ごすことができるのです」というのが住職の言葉。
周りの状況に惑わされないように自分を律すること、自分の心に集中することの大切さを説いてくれたのだろう。神楽坂近くだと、改代町の田中寺で座禅会をやっている。そう住職に聞いたので、早速行ってみたい。
●参考とした情報源:竜門寺の住職のお話
●写真:横寺町の竜門寺
<座禅会をやっている禅寺>
竜門寺@横寺町 第1・第3土曜日19時〜
田中寺@改代町 毎週土曜日19時〜 2ラウンドあります。間に休憩1回。
<追記>
座禅はなるべく定期的に続けた方が良いそう。座り方は、「半跏」よりも「結跏」の方が坐禅が深くなるので、最初は痛くても頑張って「結跏」で座った方が良いそうです。そして何年か(少なくとも1年以上)続けて行くうちに、ふかーいものが得られるとか。ふかーい坐禅…って。