3月末で赤城カフェが閉店した。
というのも、この赤城神社がビル神社に生まれ変わるからだ。
神楽坂の顔とも言える「神社のある風景」がなくなってしまうのは、なんとも残念な話。
しかし今、こうした神社やお寺の中には、経営的に大変なところもあるそうで、ビルを建ててテナント収入を得ながら存続していくケースは結構あるという。
ビル神社ではだいたい、神社の社は屋上か1Fに移設され、エレベーターで上った屋上に小さな鳥居が…なんて風景になるかもしれない。
さて、新しく生まれ変わる赤城神社ビルを手がけるの建築家・隈研吾さんだ。
南青山のお寺「
梅窓院」で、この手の建築を手掛けた実績がある。
今回クローズした赤城カフェは、同ビルの1テナントとして復活する構想もあると聞く。変わらないでほしい風景の1つだが、変わることを選んだ神社が、どんな建築空間となって生まれ変わるか期待したい。
●参考とした情報源:街のうわさ話
●隈研吾さんのサイト:
Kengo Kuma and Associates